大阪天満宮駅出口すぐのオフィスビルに、iPadやiPhoneなどのスマートインタフェイスをもった端末のシステム開発をメインとするシステムインテグレートはある。20代から起業することを決めていた社長の仲南(なかみなみ)氏は、Macintosh Classicの時代から、Apple社の“いつも人を脅かせるマインド”に共感しつつ、自らの道を切り開くために30歳で同社を設立した。
「ノートパソコンは個人が使うもので、iPadほど人に見せるプレゼンには向いてるわけでもないですね」という同氏は、ノートパソコンがマウスでポインタを動かすことで画面の目標を指し示しているのが、iPadでは指差しの動作でクリックできたり、スクロールさせられるので、よりアクションがおもしろく営業のプレゼンテーションに向いているという。
会社設立当時はガラケーと言われるケータイ電話で、在庫管理などのシステム構築を手がけていた。「通信インフラがどんどん整備されていく傍らで、端末のイノベーションが加わって、多くの企業が本格的にモバイル… <続きはこちら>